活動報告
第1回全国男性看護師会交流集会
2月28日に記念すべき第1回全国男性看護師会交流集会「つなげよう、見つけよう自分らしい男性看護師LIFE」を開催しました。
当日、北は北海度、南は宮﨑をはじめ秋田、新潟、富山、東京、神奈川、愛知、岐阜、富山、金沢、大阪、奈良、広島、山口など28都道府県から男性看護師・男子看護学生あわせ140名を超える方に参加いただきました。また、女性看護師の方の参加もありました。
第1部はでは、山崎裕二氏(写真:左下)による基調講演と依田茂樹氏(写真:右下)に特別講演をいただきました。山崎氏からは男性看護師の歴史を中心にお話しいただき、テレビドラマ「ドラマナースマン」の看護監修者でもある依田氏からは、男性看護師をどのように楽しむかのヒントとなるお話をいただきました。
第2部では、シンポジウム「ともに考えよう 自分らしい男性看護師LIFEとは」をテーマに4名のシンポジストからそれぞれの経験や生き方などについて様々な視点かお話をいただきました。
写真:左上 高石氏、右上 武藤氏、左下 城村氏、右下 山田氏 第3部では、自分らしい男性看護師人生をテーマにワールドカフェを行いました。和気あいあいで話が尽きませんでした。
最後に各グループで話し合われた意見を発表していただきました。活発な意見交換も行われました。
グループでまとめられた意見の一部をご紹介します。男性看護師として今後どのような人生を送っていくか参加者それぞれが考える機会になったと思います。
合同就職説明会
全国男性看護師会と ナース専科就職ナビとの合同企画 として[男子学生限定]先輩ナーストークセッションを開催しました。1月31日は東京ビックサイト会場、2月11日はウインクあいちの会場でトークセッションを行いました。
当日は多くの男子看護学生の皆さんにご参加いただきました。トークセッションだけでなく、全国男性看護師会のブースにも来ていただき将来の不安や病院選択の決め手など先輩男性看護師の話に耳を傾けたり、積極的に質問する姿が見られました。また、男子学生さんだけでなく、就職説明会に参加されている病院の男性看護師や看護部長の方からも質問がありました。
男性看護師の本音が聞けうなずきあり、質問あり、笑いありの楽しいトークセッションでした。
何より嬉しかったのは、セミナーに参加していただいた男子看護学生の方から、すごく楽しかった、とても役立つ話であったとの言葉がいただけたことでした。全国男性看護師会は未来に輝くナースマンを応援しています。困ったことや悩みがあるときはいつでも連絡して下さい。
全国初! 第1回全国男性看護師会サマーキャンプを開催しました
8月22日~23日にかけて、全国初の看護師を目指す男子高校生ならびに男子看護学生を対象とした第1回全国男性看護師会サマーキャンプ-集まれ!未来に輝くナースマン-を三重県津市で開催しました。キャンプには三重県内はもとより静岡県、兵庫県からあわせて17名の参加がありました。 1日目は、小児看護や精神看護、救急看護領域など様々な領域で活躍する男性看護師や男性保健師がやりがいや苦労、男性看護師や男性保健師に期待されることなどについて発表しました。その後、男性看護師と学生さんが小グループになり、学生さんが聞きたいことや疑問などを男性看護師に直接質問してもらいました。学生さんからは、「具体的な話が聞けて良かった」、「男性看護師という職業に今まで以上に興味を持った」などの声が聞かれました。
写真:発表者の男性看護師に質問する男子学生
そして、1日目の夕方からは男子看護学生さんを対象に、1,2年目の新人男性看護師や男性実習指導者、男性プリセプターに、実習や就職にあたっての不安や疑問を質問してもらいました。はじめは、緊張した様子でしたが、1年目の苦労や学生時代に特に勉強しておくと良いことなど、様々な質問が出ました。
写真:男性看護師を囲んでの座談会
2日目は、男性看護職者として生きる道として、男性の認定看護師や専門看護師、男性の看護管理者、男性看護教員がそれぞれの道を選択した理由や資格取得の方法、やりがいや苦労などを発表しました。その後、2日間のキャンプを通して、[将来どんな看護師になりたいか]とのテーマで男子看護学生さんと男性看護師でグループワークを行いました。最後に、男子看護学生さん一人一人に将来どんな看護師になりたいかを発表してもらいました。
写真左:男性看護師とグループワークをする男子看護学生 写真右:将来像を発表する男子看護学生
キャンプの詳しい様子や参加者いただいた学生さんの声などは、後日あらためてホームページに掲載しますのでお楽しみに。次年度も開催予定ですので、ぜひご参加下さい。
写真:参加者と役員との集合写真
全国男性看護師会発足会を開催しました
平成26年7月5日(土)に三重県教育文化会館において全国男性看護師会発足会を開催しました。
当日の参加者は、男性看護師を中心に三重県をはじめ神奈川、静岡、奈良などから51名の参加があり、盛況に 終えることが出来ました。
(左:開会挨拶する実行委員長の伊藤、右:全国男性看護師会発足の経緯を説明する本会代表前田)
第1部では、男性看護職への期待とのテーマで三重大学医学部附属病院副院長・看護部長 門脇文子氏、名古屋アイクリニック院長 中村友昭氏から講演をいただきました。
門脇氏からは、少数派であり良くも悪くも目立つことがあるが、目立つこと注目されることは逆に強みであるとの言葉をいただき、少数派であることを消極的に捉えず積極的に行動することの重要性をあらためて考える機会となりました。また、男性看護師のキャリアにつても様々な可能性があることをご紹介いただきました。
中村氏からは、男性と女性の生物学的な違いから生じる行動や思考の両者の特徴などについてお話しいただきました。また、中村氏ご自身の経験から男性看護師の良さや期待すること、女性看護師とより良く協働するために心がけることなどについてもお話しいただきました。
お二人から頂いた男性看護師への温かいメッセージは参加者の励みになったと思います。
第2部の交流会では、門脇氏、中村氏も交え参加者が4~5名にグループに分かれワールドカフェ形式で、【男性看護師の理想と夢】をテーマに話し合いました。お菓子とお茶を片手にリラックスした雰囲気の中で時には笑いも交えながら和気藹々と話し合いが進みました。今回は、発足会ということで、男性看護師の苦悩や問題、課題といったことには触れず、現実可能か否かはさておき、理想と夢について話し合いました。途中で、他のグループの話し合いの様子や内容を自由に見聞できる時間も設けました。
そして、各グループから出された意見を発表していただきました。発表の中では、「男性看護師と女性看護師が1:1の病棟になるとよい」「男性看護師だけの病棟をつくってみたい」「かっこいい男性看護師になりたい」などなど色んな意見が出されました。発表を聞きながら、参加者はうなずいたり笑ったりととても和やかな雰囲気で、参加者の方お一人お一人の表情がとても素敵でした。最後に、[明日から出来ること]を一人一言書いて、交流会は終了しました。
また、発足会の内容や運営について参加者の皆様にご記入いただいたアンケートからも良い評価をいただき、参加者の皆様にとって有意義な会になったのではないかと思っています。
交流会で出された意見などについては、内容がまとまり次第皆様にご報告させていただきます。